起業に悩んだ時に知っておきたい!起業コンサル活用法
こんにちは!起業コンサルの牧野です。
起業をしようかどうしようか・・・
と悩まれる方はたくさんいるだろう。
実際私も起業をする際は数日間悩んでいた。
それは、挑戦したいワクワクする気持ちと合わせて
これまで経験した事のないような不安に襲われるからである。
- ・失敗したらどうしよう
- ・財産が無くなってしまう
- ・周りになんと思われるだろうか
等、不安の種は尽きないだろう。
例えば、1人で起業をするまで解決出来れば
それに越した事は無いが、いつまでも悩んでいるのは時間の無駄である。
これは、法律問題に関わる事に直面したにも関わらず
弁護士に相談せず、ずっと悩んでいるようなものである。
本日は、起業に悩んだ方が
起業コンサルにどんな相談をすれば良いかお伝えしたい。
目次
起業コンサルの役割とは
経営を安定させるまで
あなたは起業コンサルにどんな期待をするだろうか。
- ・起業を成功させて欲しい
- ・何をやったら良いか分からないから教えて欲しい
- ・起業する業界の詳しい話を聞きたい
等、色々あるだろう。
私が起業コンサルとして役割を伝えるのであれば
「クライアントの起業を必ず成功させる」
という事である。
「起業を成功させる」という事については
正直人によって捉え方が異なるだろう。
年商1,000万円なのか、年商1億なのか、10億なのか・・・
私の考える成功は、
「事業が軌道に乗って安定し、今後の展開が見えて来た時」
であると考えている。
いきなり起業して、年商1億になる訳ではない。
当然段階が必要である。
つまり、私の考える起業コンサルの役割とは
最初の第1段階である、経営を安定させるという事になる。
起業するまで情熱を持たせる
私の経験上、起業する上で情熱は非常に重要だ。
もちろん、経営していく上でも絶えず情熱を持ち続けなければならない。
だが、起業をするという時はモチベーションも上がっているものだが
資金面や、物件等の事でなかなかスタートが切れないと
次第に情熱を失っていってしまう、という事になりかねない。
起業コンサルによっては、それは本人次第だと言うかもしれないが
私はそうは考えない。
情熱を持ち続けさせるのも、起業コンサルの大事な役割であると考えている。
何故なら、起業コンサルを請負うという事は、
一蓮托生であり、クライアントの失敗は即ち自分の失敗であると考えているからである。
確かに、これをクライアント次第と言うのは簡単であるが
もしそうであるとすれば、起業コンサルのいる必要がないだろう。
その為の起業コンサルではないだろうか。
起業コンサルとして仕事を請負う以上は
絶対に成功させるという信念が無ければ
この仕事はしない方が良いだろう。
どのような起業コンサルが良いか
事業計画書では分からない
起業コンサルをやる上で教科書は無い。
何故なら、一人一人人生が違うからである。
例えば、AさんとBさんが、
パン屋で起業したいとなった場合
同じパン業界でも2人のこれまでの人生は異なるし
思考もやりたい店も異なるだろう。
つまり、1人1人に合わせた起業コンサルが
必要不可欠なのである。
例えば、よくある事業計画書については
私はあまり意味を成さないと考えている。
もちろん、計画を考えなくて良いという事ではなく
戦略の無い机上の空論は無意味だからである。
例えば、1年後、2年後、3年後の収支をいくら頭で考えても
それについての戦略がなければ意味が無い。
つまり、裏づけとなる戦略が必要になる。
パンを焼いたから、これくらいのお客さんが来るだろう
という見込みは甘すぎる。
もしそれで来るのであれば、パン屋は苦労しない。
これはどの業界でもそうである。
私の場合はダンススクールであったが、
ダンススクールを開講しました、だけでは当然誰も来ないのだ。
このように、事業計画書を見るよりも
本人の戦略や経営センスを見るほうが
余程重要であると私は考えている。
まずは事業計画書を作ってみましょうというところから
種類は何種類が良い、店舗の広さは予算的にこれくらい等と言っても
戦略がほとんど無ければ失敗に終わってしまう。
実体験のある現役コンサル
そこで、相談する起業コンサルが
元々どのような経緯で起業コンサルタントになったのか
調べてみるといいだろう。
分からなければ本人に聞いてみると良い。
まずは、実際自分が何も無いところから
事業をスタートさせて成功させているかどうかである。
例えば、人がやっていたものを引継いで事業を成功させたり
親の協力等を得て事業を成功させたと言われても
本当の意味で、1、いや0から起業した事にはならない。
結局土台があれば、かなりのアドバンテージになるからだ。
もし、あなたに土台があるのであれば、
コンサルの指導など必要ないだろう。
起業コンサルの会社に就職して
そのまま独立して起業コンサルをしたという人では
結局起業当初の本当の苦労は分からない。
また、時代背景もあるだろう。
例えば、景気の良い時代はモノが売れやすい為
当然起業して成功しやすい。
反対に不景気の時に起業して成功させていく為には
それなりの戦略や知恵、経営センスが必要となる。
その為、いつ起業して、現在どのようになっているかを調べることで
起業コンサルの腕も分かってくるだろう。
現役の経営者である事も重要
そして、現在も現役で経営しているという事も非常に重要な事になる。
それは、現代の集客はネット集客がトレンドであり
ネット集客の世界は日進月歩だからである。
これは、実際に現役でやっていないと
中々分からなくなっていくことでもある。
何故なら、実際に経営をしていれば
常に集客は必要不可欠である。
もちろん、リピーターの存在もあるが
業態によっては新規集客がより必要な業界もある。
その為、常に集客のトレンドは身に付けていかなければ
経営が行き詰ってしまうという事があるからだ。
現役の経営者であれば、常に集客のトレンドも理解している。
理論だけのコンサルに依頼してはいけない
繰り返すが、机上の空論を言うコンサルタントが多いので
理論だけのコンサルタントに依頼してはいけない。
私の知り合いでこういう話があった。
私の尊敬してる美容師のオーナーは
1人オーナーである。つまり、自身で施術をして経営もしている。
彼は、自分の納得のいく施術をしたいという想いから
プラベートサロンとして紹介のみでずっと経営をしてきている。
人を雇用した事もあるそうだが、やはり自分の施術とは違い
納得がいかず、雇用は断念したそうだ。
彼は根っからの職人なのだ。
プロ意識が高く、妥協が出来ない。
だからこそ、予約も時間幅を長く取り
1人1人のお客様を大切に商売をしてきた。
つまり、利益よりもお客様を大切にしている。
ちなみに、カット費用は相場よりも安く
それでいて本当に腕が良いので、こちらが少し申し訳なくなる位だ。
ある時、顧客の紹介という事でコンサルタントを紹介されたそうだ。
本人は必要ないと思っていたが、顧客の紹介という事もあり
無碍(むげ)にも出来ず、とりあえず話をする事になった。
そして、実際に話をしてみると、そのコンサルタントは
「よくこんなやり方で10年やってきましたね。
私の中では有り得ないですよ」
と訳の分からない偉そうな事を言ってきたそうだ。
その場は大人の対応として堪えたそうだが
あろうことか、そのコンサルタントは、今後の事も考えてと
相談料を取ろうとしてきたそうだ。
当然断り、相当腹の立つ思いをしたそうだ。
当然である。
このようなコンサルタントには間違っても依頼してはいけない。
正直、このようなコンサルタントは多い。
本当に自分で0から事業をやった事がないのである。
つまり、本当の苦労を知らないから
そのようなふざけた事を言えるのである。
私は、美容師の彼の経営スタイル
職人としての誇りを本当に尊敬しているし
見習わせて頂きたいと思う。
私もコンサルタントの立場として言わせてもらえるならば
非常に合理的で理にかなった商売である。
コンサルタントも間違うと
よからぬ方向へと連れて行かれてしまうので
注意が必要だ。
まとめ
起業をしたいと悩んだら
まずは専門家に相談してみるのも良いだろう。
- ・失敗したらどうしよう
- ・財産が無くなってしまう
- ・周りになんと思われるだろうか
こんな事で悩んだら
分からない事が解決する為に、気軽に相談してみて欲しい。
起業には夢がある。
あなたにもそれを実感して欲しい。
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