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起業必読書-その2-起業と権利収入

権利収入ビジネスを考えよう

こんにちは!起業コンサルタントの牧野です。

ただいま熊本で記事を書いています。

この冬一番の寒波が訪れるとの事で

寒さが増していますね。

権利収入というものをご存知ですか?

その名の通り、ある権利を所有しているため

あなたが何もしなくても収入(お金)が入ってくる仕組みです。

例えば、レストランのオーナー。

レストランのオーナーは必ずそのお店にいる必要はありません。

もちろん、オーナー(経営者)ですから

その場にいなくても、常に経営の事は考えていなくてはいけません。

ですが、自分が料理を作って、提供しなくても

そこのお店にいるコックやウエイターが

料理を作り、お客様へ提供してくれる。

マネージャーがオーナーの代わりに全体を指揮し、まとめてくれる。

そのような状態になれば、権利収入を得る事は可能ですよね?

これが、権利収入の仕組みです。

もちろん、いきなりレストランのオーナーになるというのは

現実的ではありません。

それには、最初の資金が必要不可欠だからです。

まずは、小さく始められる権利収入から始めてください。

権利収入を難しく考えない

権利収入というと、多くの方が誤解しています。

どんな誤解かというと、

・難しそう
・経験が必要
・資金が必要

このように考える方が多いのですが

私は権利収入を非常にシンプルに考えています。

誤解を恐れずに言えば、権利収入は難しくないのです。

ここで、起業してから始めるべき

権利収入事例を考えていきましょう。

権利収入ビジネスを考案する

私の場合はダンススクール経営でした。

そして、私はダンスが出来ません(笑)

私は27歳の時に起業をしました。

当時、知人からの提案で、ひょんな事から

ダンススクール経営を始めた訳です。

この話は長くなるので割愛しますが

私の起業の考えは2つありました。

自分がその場にいなくても収入を得る仕組みをつくる

そして、もう1つは

働きながら権利収入を得る

という考えでした。

ダンススクールと権利収入

私の場合はダンススクールで起業しました。

ダンススクールの運営に必要なのは

・集客
・スタジオ
・講師

大きく分けてこの3つです。

つまり、生徒さんがいて

スタジオがあって、講師がいれば

権利収入は成り立つ訳です。

分かりますか?

私は1度もダンスレッスンをした事がないのです。

したくても出来ません(笑)

このように、生徒さんを集める、

スタジオを借りる、教える講師がいる。

これが出来たら、権利収入は成り立つ訳です。

ですが、集客はとても難しいです。

経験とノウハウが必要です。

これを見て、そうか、ダンススクール経営しよう!

と安易に思わないでください。

本気でダンススクール経営されたいのであれば

私のコンサルティングを受けた方が成功します(笑)

働きながら権利収入を得る

そして、もう1つ重要なこと。

それは、自分の生活費は自分の事業以外から稼ぎ

赤字にさえならなければいいという状態を作ったのです。

(実際それをやっても赤字になりましたが・・・)

当時私は、某宅配便会社の荷物を配達していました。

手取りでおよそ30万円前後。

東京での家賃が当時7万円、食費やその他の金額を考えると

10万円程は事業の方へ補填できました。

つまり、自分が配達の仕事をする事によって

毎月10万円程の赤字であれば

「継続は出来る」のです。

この継続が出来る事が、経営には非常に重要です。

的を外れたビジネスをしなければ

継続していけば必ず芽が出て花が咲く

私はこう考えています。

もちろん、戦略がズレていたり

的外れなビジネスはどれだけやっても成功しませんが・・・

働きながら権利収入を得るという意味がお分かりでしょうか?

勤務先が副業禁止の場合

いや、でもほとんどの会社は副業禁止だし・・・

そうです。

最近になってようやく大手も副業を認めてきましたが

社会的にはまだまだ副業は禁止されています。

ですが、私も経営者の一人として言わせてもらうのであれば

副業正しいかと言うと、正しいとは思いません。

もし、私が正社員を雇用していて、その社員が

ほかの事業に力を使っているとしたら

「おい、それならウチの為にもっと働け!」

と思います。

これは、経営者経験のある者しか分からない心理かもしれませんが

従業員が思っている以上に、会社は従業員の為にお金を支払っています。

社会保険や交通費、年金など会社も色々と負担してくれている訳です。

ですから、私は正社員をしながらの副業は、あまりおススメしません。

それは、人として、という観点です。

では、どうすればいいのか。

それは、私のように宅配便の仕事をする

というのはどうでしょうか。

軽貨物業界と権利収入

宅配便やいわゆる「軽貨物業界」はドライバー募集をしている事が多いのです。

私は、20代前半の頃から、地元の長野で宅配便の仕事を始め

宅配便の仕事を極めました。

ある意味、これは職人芸でもあると考えています。

日本全国どこにもコンビニがあるように

荷物もまた日本全国にあります。

つまり、それを運ぶドライバーはどこでも必要なのです。

私は2週間あれば、日本全国どこの地域でも

30万円程の収入を得る事が出来ます。

2週間で、その地域の宅配はこなせるのです。

ですが、これは誰でも出来るのではなく
もちろん相当の努力が必要ですが・・・

話を戻すと、軽貨物の仕事は正社員ではありません。

個人事業主なのです。

説明します。

大手宅配会社→下請け業者(軽貨物グループの社長)→個人ドライバー(私)

このような縮図です。

つまり、下請け業者が、大手宅配会社から仕事をもらう。

下請け業者が個人ドライバーへ仕事を与える。

このような流れになるのです。

これもある意味権利収入のシステムなのですが

軽貨物の社長は仕事を与える代わりに、

ロイヤリティ(月の売上から10%等)をもらいます。

例えば、ドライバーが配達料金30万円分の仕事をしました。

軽貨物の社長は、そこから3万円を引いてドライバーへ支払う。

ドライバーは27万円の手取りとなる訳です。

ここで考えて欲しいのが、軽貨物の社長は10人ドライバーがいれば

毎月30万円分の権利収入になるという事です。

悪くないでしょ(笑)

そのかわり、僕のような個人ドライバーがミスをしたり

荷物を破損させたり、荷物を捨てる等とんでもない事をしたら

全責任は、当然社長へいきます。

車も所有する必要もありますから

軽貨物経営も現実的ではないかもしれません。

そして経営者とは、会社の全責任を負っている人

であると私は考えます。

決して偉い訳ではありません。

その覚悟は必要です。

権利収入とインターネット

話が逸れましたが、サラリーマンをやりながら

副業というのは、あまり効率的ではありません。

私も営業の仕事をしながら、

ダンススクールを経営していた時期がありました。

そこは副業禁止としていたので

当時も今も、その会社の社長には申し訳ない気持ちと

本当に尊敬できる社長であったので、この事を考えると色々と考えてしまいます。

会社にもよりますが、副業が分かると解雇される事もある為

あまり、副業をおススメ出来ない理由もあります。

話しを戻しますと、副業をやりながら経営をすると

自分の自由な時間がありません。

例えば、事業の電話(問合せ)が来たら

必ず出れる訳でもないですし。

営業であれば、勤務先の仕事も考えなくてはいけません。

その点、先ほどお伝えした、配送の仕事は

結構自由な時間があるのです。

朝早く、夜も遅いですが、昼間数時間の時間がとれます。

その間に、事業のブログをやったり、戦略を考えたり出来るのです。

そして、いつでも電話が取れます。

もちろん配達先にいる時等は難しいですが

それでも数分後にスグ折り返しの電話が可能です。

私の経験上数分後であれば、新規顧客のお問合せを逃す事は少ないです。

そして、何よりもホームページやSNSを編集出来る

という点が何よりの利点でしょう。

今の時代、集客は「ネット」です。

それが、ホームページであり、SNSであり

ネット以上の集客ツールはありません。

私が起業した2010年8月当時はSNSはおろか

スマホがまだ日本にない時でした。

その為、最初はチラシを配り、ポスティングをしていました。

ですが、今の時代チラシポスティングのコストを考えたら

ネットをやる方が余程効率が良いのです。

もちろん、チラシが有効な場合もありますが

基本的にはネット集客を駆使せず

集客をするのは難しいでしょう。

つまり、現代の集客システムと権利収入は

とても相性が良いのです。

これを使わない手はありません。

ネット集客が出来ない理由

当然ですが、ホームページやSNSのサイトをつくったとしても

簡単に集客に結びつくわけではありません。

そんな甘くはありません。

今の世の中、Web制作業者はたくさんいますが

私の経験上、本当に集客結果を出せるWeb業者はほとんどいません。

それは、営業マンが

「仕事を受注する事が仕事であって、あなたの事業の売上を上げる事が

仕事ではないから」

です。

もう一度言います。

ほとんどのWeb業者に頼んでも集客は出来ません。

何故でしょう。

それは、Webの本質、つまりはマーケティングが出来ていないからです。

私は、Web制作と集客コンサルティングは同義語であると考えております。

つまり、Web制作をするならば、集客の出来るサイトを制作しないと意味が無いのです。

言い方は悪いですが、一介の会社の営業マンがそこまで考えません。

もちろん、表向きは言いますよ。

「集客出来るよう尽力します」

って。

でも、能力が無いのに出来ないですよね?

お金をドブに捨てるようなものです。

それ位適当な業者は世の中たくさんあります。

もっと言えば、そんなのだらけです。

そうでなければ、どの起業家も成功してますから。

権利収入ビジネスを考えよう-まとめ-

権利収入の仕組みをつくろう

権利収入は考えている程難しくはありません。

ですが、簡単ではありません。

だからこそ、地道にコツコツが大切なのです。

得たい権利収入の金額にもよりますが

最低3年は全力で頑張ってみてください。

もし、3年後にサラリーマンと同等位の権利収入が

得られていたとしたらどうでしょう。

あなたの今後のプライベートでやりたい事も

事業の可能性も、とっても広がると思いませんか?

私の提案する権利収入は

一先ず、生活費を稼げるようになる事です。

事業を大きくしたいとか

従業員をたくさん雇いたいとか

それはまた先の事ですから

その時にまた考えればいいのです。

まずは、小さく権利収入で事業をスタートする。

そこから学んでください。

次回は、起業に必要なモノ

をお伝えします。

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