起業必読書-その5-ターゲットを決める
目次
時間を有効に使う
こんにちは!
起業コンサルタントの牧野です。
熊本の出張も終わり
ただ今上空(機内)で書いています(笑)
成田から熊本へのフライト時間は約2時間。
ですが、この時間で記事を書いたり
読書したりと、普段時間をかけて出来ない事の出来る
貴重な時間です。
眠たい時は寝ますが(笑)
さて、本日は、ターゲットを決める事の必要性
について話をしていきます。
商品のターゲットを決める
あなたは、起業しようと決意し
提供したい商品やサービスが決まったとします。
ここで、質問です。
「あなたの商品のターゲットは誰ですか?」
ターゲット?特に考えていません。
という方は、しっかりとターゲットを選定してください。
例えばあなたの提供したい商品が、アパレルだったとしましょう。
売りたい商品はどんな服でしょうか?
・若者向け
・ストリート系
・カジュアル系
・紳士・淑女向け
等、様々なジャンルがあります。
もし、あなたが若者向けの服を売りたいのであれば
店構えや、雰囲気を若者向けにしますよね?
間違っても、若者向けの店構えで
中に入ったら紳士向けの商品を売っているというお店にはしないでしょう。
ちょっとこれは極端な例ですが
あなたのビジネスは誰に向けて発信しているか。
それを明確にする事が必要なのです。
ニッチのジャンルでもターゲットを絞る
それでは、実例を基に説明しましょう。
私の最初に手掛けた事業は
ダンススクールでした。
2010年、今から約7年前の事です。
今でこそ、ダンスは様々な形で知られるようになってきました。
・アイドルグループ
・K-POP
・ドラマで使われる(恋ダンス等)
等、世間的にダンスが身近になって来たと言えるかもしれません。
しかし、私の起業した2010年当時は
まだ、あの国民的アイドルが知られる前後
K-POPが入る前等とまだまだダンスが遠い存在でした。
もちろん、私はそんな事になるとも知らず
ダンススクールを開講した訳ですが
当時から一貫してブレずに変わらないサービスがあります。
それは、私のダンススクールの代名詞とも言える
「初心者限定ダンススクール」
という事です。
ダンス未経験の人だけが入れるダンススクール
それが大きなコンセプトでした。
つまり、まだダンスがもっと身近になる前に
「ダンス初心者限定」
というターゲットを絞ったわけです。
ダンス初心者限定の理由
「何故、ダンス初心者限定にしたのですか?」
起業当時からよく聞かれた質問です。
私の答えはもちろん決まっていて
「ダンス未経験の人が来やすいダンススクールにする為です」
と答えると
「牧野さんもダンス出来るんですよね?」
「もちろん、出来ません(笑)」
「え!?(笑)」
これは、起業当時からの鉄板トークなのですが
私はダンスも出来ず、起業しました。
でも、だからこそ、ダンス初心者の人の気持ちが分かるのです。
ダンス初心者、未経験の方の心理はとてもよく分かります。
・ダンスってなんか恐い(ガラが悪い)
・講師は自分に付いて来いと思っている
・レッスンで疎外される
このように思っている方が多いのです。
それは、開業して7年経った今でも、
お客様の心理は変わっていません。
つまり、私の絞ったターゲットは的を得ていた訳です。
その戦略が当たり、今では開講4年で500名以上の方に
ご入会を頂ける様になりました。
成功した理由は色々ありますが
ターゲットを「ダンス初心者限定」に絞ったからです。
ターゲットを絞らなかったら
では、仮にもし私の事業が
ターゲットを絞っていなかったらどうでしょうか・・・
ほぼ、間違いなく失敗していたでしょう。
理由は、
「顧客が選べないから」
です。
もし、私のダンススクールが
「ダンス初心者から経験者まで」
としていたら、どうでしょう。
ダンスが初めての人も、ダンス経験者もおそらく来ないでしょう。
理由は、ダンス初心者の方は前述した通り
ダンスを習う事に不安があります。
ダンス経験者の人は、もっとスキルを上げたい。
そのように考える訳です。
もし、この形で数名が集客出来たとしてもどうでしょう。
結局やりたいレッスンのギャップがあり
その後拡大する事は難しいでしょう。
このように、ターゲットを明確に絞る事で
しっかりと集客し事業拡大させる事が出来るのです。
ターゲットを絞る勇気
とは言え、ターゲットを絞る事は
勇気のいることです。
それは、ターゲット以外の顧客を捨てる事になるからです。
例えば、私のダンススクールで言えば
ダンス初心者の方以外は問合せの時点で除外している事になります。
もちろん、ダンス経験者の方がお越しになられても問題はないのですが
基礎を中心とした、ダンス初心者の方に向けたレッスンである事を承諾頂いております。
ダンスはまだまだ人気の薄いスポーツですし
ダンスをやりたい方はヨガ等と比べても少ない習い事です。
その為、ターゲットを絞ると余計集客出来ないのでは?
と思うかもしれませんが、顧客目線で考えたら絶対に
ターゲットは絞った方がいいのです。
勇気を出して、ターゲットを絞ってください。
ターゲットを決める-まとめ-
自分のビジネスの特徴を活かそう
ターゲットを絞るという事は
自分のビジネスの特徴を活かすという事でもあります。
自分のビジネスは誰に売りたいのか?
誰に響くのか?
しっかりとターゲットを絞る事で
より、自分のビジネスも明確になり
全体の輪郭も浮き上がってきます。
どんな人をターゲットにしたらいいか分からない・・・
という方は、是非ご相談ください。
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