美容室集客
目次
知っておきたい!美容室の集客方法
美容室の集客方法についてお伝えします。
美容室というと、街にたくさんある気がしませんか?
それもそのはず、美容室の数は全国で23万店舗(2016年)
それに対しコンビニエンスストアの数は、約5万店舗。
つまり、コンビニエンスストアの4倍以上の店舗があるわけです。
それは多い感じがしますよね。
それだけ、美容室の需要があるという事になりますが
ある意味それは当然と言えますよね。
逆に競合も多いわけですが、
そんな美容室の集客について、詳しくお伝え致します。
美容室のターゲットは
先程、需要がたくさんある、というお話をしましたが
需要があるという事は「ターゲットが幅広い」
という事になります。
ターゲットが幅広い、という事は
街に住んでいるたくさんの方が対象になる、という訳です。
例えばこれば「ピアノ教室」ならどうでしょう?
当然美容室程の需要はないですよね?
ピアノ教室であれば、音楽やピアノに興味のある人が
ターゲットになりますが、美容室は生活上必要なものです。
つまり、あなたのお店に行かないだけで
お客さんは他のお店でお世話になっている訳です。
ここで1つ考えて頂きたい事が、
あなたの「美容室の強み」です。
美容室の強みを集客に
AさんはB町に引っ越してきました。
そろそろ髪を切りたいと思い美容室を探します。
ですが、どこがいいか分からず、結局近くの美容室に行きました。
あるいは、現代であれば、大手ポータルサイトから
料金や、場所などを探すかもしれません。
私も、これまで相当な回数美容室には行っております。
2ヶ月に1回カットするとして、例えば高校生からと考えたら
年に6回、18年(34歳なので)だとすると100回以上は美容室に行っている事になります。
つまり、「お客のプロ」と言っても過言ではないでしょう。
実は現在住んでいる街で、10件近くの美容室に行きましたが
お気に入りが出来ず、結局距離のある知人の美容室でお世話になっています。
話を戻します。
このように、私が決まらないと同じように
初めて引っ越してきた方にとっては
1つの悩みとなる訳です。
例えば私はカットだけしてもらえればいいので
カラー等は必要としておりません。
もし、自宅のポストに
「当店のカットでリピーター続出中!」
等と書いてあるチラシがあったとしたらどうでしょう?
私なら、行きます。もし、実際に良くなくても
1度はカットしてもらおう!
と思うわけです。
もちろん、価格も重要ですが
許容範囲の価格であれば、試したくなるものです。
あるいはカットでけではなく
「カラーの魔術師がいる美容室」(カラーが強み)
「カットもトークも感動する美容室」(コミニュケーションが強み)
「オシャレの最先端もレクチャー」(カットと同時に、情報も手に入る)
等、そのお店、スタッフに合っている強みがあれば
それに合ったお客さんが来店してきます。
強みがない為、お客さん側が美容室を選べないのです。
これは美容室集客として大きな機会損失です。
美容室集客に有効なツール
口コミは起業したばかりでは発生しない
それでは、実際に美容室集客に有効なツールは
どんなものがあるか、お話していきます。
基本的な美容室の集客ツールとしては
・チラシ
・ティッシュ配り
・インターネット
・口コミ、紹介
・看板
等、このようなものがあります。
その中でも有効なツールはなんでしょう。
1番は口コミ、紹介です。
これは、おそらく昔から変わる事のない集客ツールですが
1つ問題があります。
先程の例のように、近くに知り合いがいない人にとっては役に立ちません。
これは、ある程度集客が出来てから有効な話であって
開店早々のお店等では口コミをするお客さんがいません。
起業したての方や、軌道に乗せたい方が知りたいのは
美容室の新規集客方法です。
これはまだ、後の話となります。
つまり、口コミが現実的に1番ではなく
現代ですと、インターネット、あるいはチラシも有効といえます。
美容室チラシの集客方法
先程強みを伝える必要性があるというお話をしましたが
これは、チラシについても同じ事が言えます。
それを基にチラシを作成する必要がありますが
まず、美容室チラシ集客に大切なポイントをお伝えします。
1.キャッチコピー
2.スタッフ
3.美容室の特徴(強み)
4.写真
5.ターゲット
6.料金
7.地図(時間や住所等)
美容室チラシ集客のポイント
それでは美容室チラシの集客ポイントを
1つずつ説明していきます。
1.美容室のキャッチコピー
チラシは手にとってどれ位で
残すか捨てるか判断されるかご存知ですか?
それは、0.3秒とも言われています。
そう、そんな一瞬なのです。
私たちは日々たくさんの情報を無意識のうちに
仕入れています。
その中で、不要な情報は瞬時に判断している訳です。
つまり、チラシを見たその瞬間に
捨てるか残す(見る)かを決めているのです。
例えば、入れ歯のチラシが自宅のポストに入っていたとして
年配層以外の方は基本的に必要としませんから
見ようとは思いませんよね?
それと同じで、美容室のチラシでも、ありきたりの
チラシでは見ない訳です。
そこで大切なのが「キャッチコピー」となるわけです。
キャッチコピーとは見出しです。
ターゲットに向けて、インパクトのある
キャッチコピーを考えてください。
2.美容室スタッフ
どんな人が自分の髪を世話してくれるのかというのは
顧客としてはとても知りたい情報です。
男性なのか、女性なのか、どんな表情なのか・・・
等、美容室スタッフの顔と特徴、合わせて自信のあるスキルや
コメントを掲載しましょう。
もちろん、写真は笑顔です。
そして、経営者の顔と「美容師としての想い」
が必要です。
3.美容室の特徴(強み)
繰り返しますが、美容室の特徴、強みが必要です。
それはお店としてでもいいですし
スタッフそれぞれの美容師としての強みもあるはずです。
・カットが得意
・カラーが得意
・ファッションセンスが高い
等、それぞれのスタッフの強みを伝え
「カットなら私にお任せください!」
と指名を促すのも有効です。
4.写真
写真はとても大切です。
100の文字より、1枚の写真の方が
伝わるものです。
写真はセットチェアがいいでしょう。
後はお店の外観があってもいいです。
他の美容室ののチラシを参考にベストショットを掲載しましょう。
角度や鮮明さ等、同じものでも全く違って見えますよ!
5.ターゲット
ターゲットを明確にする事も必要です。
これは先程の強みにも繋がりますが
女性客に多く来て欲しいのか
男性客なのか、地元密着でいくのか等
それに合わせたキャンペーン等も有効です。
例えばレディースデイ、メンズデイ
○○町にお住まいの方は割引!
等、誰をターゲットにするのか明確にしましょう。
6.料金
お店を選ぶ基準として、料金は大きな選定ポイントです。
しかし、チラシ割引や、まずはお試し等オファー(特典)
等チラシを見た方限定の特典があれば集客に繋がります。
7.地図(時間や住所等)
意外と見落としがちなポイントです。
地図が分かりにくいチラシや
中には電話番号が分かりにくい
どこから予約したらいいのか分からない
というチラシは多いものです。
これでは、せっかく行こうと思った方も
足を止めてしまいます。
特に女性は地図を見るのが苦手な方が多いので
分かりやすく記載が必要です。
スマホを見ながら辿りつくよりも
近くの目印の建物等が分かり、簡単に辿り着ける方が親切です。
また、営業時間も忘れずに明記しましょう。
美容室ホームページ集客
美容室のホームページ集客は有効か
現代はネット社会。
先程もお伝えした通り
大手ポータルサイトから
美容室を探す方も多いです。
実は私もその一人です。
その為、美容室のホームページにどこまで
お金をかける必要があるのかというのも
大きなポイントになります。
結論から言うと、あまりお金はかける必要はないです。
弊社でもホームページ製作をしておりますが
それなりの金額になりますし、その後の維持が大変です。
維持というのは、集客とも言えます。
専門的なお話になりますが
SEO(検索した際の順位)を大手ポータルサイトを
上回るのは至難の業です。
それなりに費用も発生するので
それを考えると、ホームページに
たくさんの費用をかけるのは得策ではありません。
もちろん、ホームページは必要です。
テンプレート形の安いホームページであれば
10万円以内で出来ます。
美容室のホームページ集客は
費用対効果を考えるとあまり有効とは言えないでしょう。
美容室集客まとめ
美容室に有効な集客ツールはチラシ
美容室の新規集客において
有効な集客ツールは「チラシ」が有効です。
理由としては
・ネット程費用がかからない
・他の業界と比べ需要が多い(ターゲット層が広い)
・地元の集客が出来る
このような点から、チラシ集客が良いでしょう。
チラシの場合、歩スティング費用は1枚約4円。
これを10,000枚撒いたとしても40,000円です。
(業者や地域、折込等で費用は異なります。)
チラシの反響率は、0.03%と言われているので
10,000枚撒いて、3件のお問い合わせが来るという想定です。
もちろん、悪いチラシは1件も来ませんし
良いチラシであれば、10件、20件の反響を得る事も可能です。
そして、何事もトライ&エラーが絶対必要です!
そして、結果を計測すること。
簡単に結果が出ないからといって諦めず
何が悪かったのか、良かったのか分析する事が大切です。
株式会社プレシャスでは
起業コンサルティング、集客コンサルティングをしております。
集客にお困りの際はお気軽にお問い合わせください。