起業スピーチー実演編ー
目次
スピーチをやる事になったら
こんにちは!
福岡起業コンサルの牧野です。
今年は大型連休という事もあり
今月末から、来月上旬にかけて
旅行の計画等されている方も多いと思います。
今年は特に、飛行機の価格が高騰しているようですね。
それでも、滅多にない大型連休ですから
有意義な時間が過ごしたいですね。
さて、本日はスピーチの実演編ということで
実践を想定してのアドバイスを致します。
良いスピーチとは
良いスピーチというのは
会場全体を巻き込んで、
全員が同じ画が見えているイメージです。
全員がスピーカーの話に耳を傾け聞き入ってしまうような
そんなスピーチです。
それは、前回お伝えした
感情を込めて話すということですね。
反対につまらないスピーチというのは
最初から終わりまで、ずっと同じ声量で
同じテンポで話される事です。
これだと聞き手側としては飽きてしまうわけですね。
もう少し言うと、良い内容の話をされていても
全く頭に入ってこないわけです。
では、どのように話せばいいのか、お伝えします。
5分に1度は笑いをとる
これは、スピーチの内容にもよるのですが
セミナーや仕事で大切な事を伝える場合等を除き
基本的なスピーチでは笑いが必要です。
とは言え、漫才師ではないので
爆笑を取る必要もないですし、
まず爆笑はとれません。
よく、面白い事を言おう、あるいはやろうと思って
思いっきりギャグをしてスベる人がいますが
本人は笑わそうとしていても、聞いている側は
失笑であり、場合によっては不快になります。
なので、面白い事をする必要は全くありません。
ですが、笑える位の話はする必要があります。
理由は、聞き手側を退屈させない為です。
先程、声量もテンポも変わらないスピーチは
つまらないとお伝えしましたが、
それを防ぐ為にも、5分に1度の笑いです。
基本的には真面目な話で伝えつつも
5分に1回くらい笑えるネタを仕込んでください。
スベらない笑いの取り方
とは言え、どんな事で笑わせたらいいのか
初めてスピーチする時は特に困ると思います。
そこで、おススメなのが自虐ネタ、
あるいは、会場の主役をいじるやり方です。
ただし、引かない程度です。
例えば、結婚式で友人代表の挨拶を頼まれたとします。
「◯◯くん、◯◯さん、並びにご両家の皆様、本日は誠にご結婚おめでとうございます。
このような素晴らしい席にお招きいただき、心より感謝申し上げます。
ただいまご紹介にあずかりました、◯◯と申します。私は〇〇くんとは中学時代からの友人です。
そして、新婦の〇〇さんと僕は高校時代に知り合いました。
そして、仲の良かった〇〇くんとある時3人で遊び、〇〇くんは〇〇さんに一目ぼれしたそうです。
それから、〇〇くんは〇〇さんに連絡をとり始めました。・・・僕を使って」
「それから、2人は付き合うようになったという事を半年後に聞かされました。
使われ損です。それから・・・」
これは主役をいじった笑いネタになります。
まずは、祝福の言葉を述べ、自己紹介をし、当人達との人間関係を語ります。
そこまでは、普通の話ですが、新郎が一目ぼれして連絡をするようになったんだ、
と思わせてからの、実は僕を使ってたんです、という裏切りの会話で笑いを誘います。
ここで大事なポイントが、ひかない笑いという事です。
シャイかよ!という突っ込みで済む程度であれば
当人も照れくさそうにするでしょう。
それが、相手を陥れるような
「〇〇くんは勉強が出来なかったのですが、ある時満点をとりました。
僕の答案用紙を見て」
というようなものは当然NGです。
もちろん、そういういじられ方をしてもOKという人もいるかもしれませんが
会場の中には、結局あなたの自慢をしたいの?そんな事言わなくて良くないか?
と思われる方もいるでしょう。
ですから、そこは慎重にネタを選んでください。
そして、出来るだけ早い段階で笑いが取れると
この人の話は面白いと、耳を傾けられやすくなります。
退屈そうにしていた人も周りが笑い出せば
え、何?面白いこと言ったの?と興味をひくはずです。
そして、自虐ネタも同様に、相手が不快にならない程度にです。
先程のスピーチの例でいくと
「〇〇くんに〇〇さんの連絡先を教えて欲しいと言われたので
〇〇さんに許可をとり、教えたのですが、
僕は大きな失態をしてしまったのです。
それは、その時急いでいたので、間違えて僕の姉の番号を教えてしまいました。
かけた側もかけられた側もビックリですよね。これが、僕がナンパした女の子だったら
どえらい事になってました」
自分がそそっかしいが故に、〇〇くんと姉に迷惑をかけてしまったという
笑いになります。
ですが、これが
「〇〇くんに〇〇さんの連絡先を教えて欲しいと言われたので
〇〇さんの連絡先を教えました。〇〇さんには何も言っていなかったので
後で二人から怒られてしまいました」
これだと、単なるデリカシー、マナーの無い人になってしまいますよね。
確かに学生時代という事もあるかもしれませんが
あえて言う必要もないですよね。
このような自虐ネタにならないよう注意してください。
ウケなかった場合の必殺技
どんなに自分の中で自信の持てるネタを仕込んでも
実際に言ってみないとどうなるか分かりません。
もしかしたら、言っている意味が伝わらなかったりするかもしれません。
そんな時は、この一言で笑いをとってください。
「ここ、笑うとこですよ」
と一言言うと、基本的にはここで笑ってくれます。
それでも笑わない場合、あなたの話に全く興味がないか
声が小さくて聞こえていない可能性もあるので
気をつけてください。
ただ、これを使っていいのは2回までです。
3回以上は、しつこくなります。
もう少し言うならば、あなたのネタに反応出来てないので
そのスピーチで笑いをとるのは諦めて、
事なきを得ることにフォーカスしてください。
次回の改善として活かせばいいのです。
その空気になれる事だけでも大きな成長です。
反対に、真面目な話をしていて、伝えたくて話しているのですが
それでもユーモアに感じて会場が笑ってしまう場合もあります。
そういう時は、こう嗜(たしな)めてください。
「真面目な話ですよ」
そう言うと、また襟を正してくれます。
これも乱用はしないでください。
そこのポイントがズレている場合
何かが違っている可能性もあるからです。
その場合は次回の改善に活かしてください。
予測不能の事態に備える
スピーチの練習もたくさんして、準備万端。
ですが、本番になると、予測していなかった事態も起こります。
例えば、想像以上に会場が小さい、あるいは大きい。
会場が大きい場合は声を出せば届きますが
反対に小さく、狭い時は大きい声を出しすぎると
目の前にいる人にはうるさく聞こえます。
その為、ある程度声量をセーブする必要があります。
そうすると、大きい声を出せないので緊張してしまう事があります。
そうならない為に、会場が狭い場合も想定して
少し声をセーブしながら、しっかり通る声の練習をしておいてください。
あるいは、笑いをとる話のタイミングで
遅れてきた人が入って来て、その扉の音で
話が被ってしまった。
かなりの低確率ですが、無いとは言えません。
そんな時も、パターンを用意しておくと
実際落ち着けます。
「オチと被ってしまいましたね。
僕の変わりにオチを作ってくださりありがとうございます」
と言えば、遅れて来た方のフォローも出来ます。
あるいは、思った以上にウケて次の話が
笑いでかき消されてしまうという事もあるかもしれません。
自分の想定外の事は起きる事が前提で
スピーチに臨んでみてください。
起業スピーチ実演編-まとめ-
自信を持って、しっかり伝える
いかがでしたでしょうか。
スピーチは場数とは言いますが
その場数を踏む、あるいは踏みたいと思えないと
スピーチの上達もしません。
今回は、スピーチの実践での話し方をお伝えしました。
前回もお伝えしましたが
知人に聞いてもらって笑うポイントが正しいか聞かせてみてください。
そして、スピーチの練習は時間のある時にしておくといいでしょう。
話し全体を架空の話にして練習してみてもいいです。
その架空の話で、感情が込められたら、実際の話には
もっと感情を込められるはずです。
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