起業するなら知っておくべき!複数の収入源をもつメリット
起業してから、1つの事業だけでなく様々な事業を展開する経営者も少なくありません。私もその1人です。例えば
- ダンススクール
- フラッシュモブ
- ハーバリウム
- 起業コンサル
などいくつかの事業を展開しています。
私は起業して10年になりますが、当初から複数の事業を展開しようと考えていたわけではありません。今回は、簡単にその経緯なども踏まえながら、複数事業を展開して、複数の収入源を持つメリットをお伝えします。
複数事業を展開した経緯
私が複数事業展開した経緯をお伝えすると、私の場合はこの事業が儲かると思ってやった事業は1つもありません。もう少し言うと、やろうと思って始めた事業はないのです。
どの事業もタイミングがありました。ダンススクールは元々共同経営の話として出ましたし、ダンススクールを運営しているとダンスの話にもなりますからフラッシュモブはやらないの?と誰かに言われて始めました。
当時、フラッシュモブを知らなかった私は、「何それ?」という感じでネットで調べて存在を知りました。そこで、運営しているダンス講師を派遣できると考え、新規事業としてスタート。不定期のイベント事業なので安定的な収益にはなりませんが、時々お仕事をいただき、収益面はもちろん結婚式などで立ち会える貴重な体験が出来る事業となりました。
ハーバリウムも元々は知人が個人的に趣味でやっていたところを、集客が出来るし、これなら売れると考えて始めました。流行を察知して、儲かりそうだからやろうという気持は一切ありませんでした。
そんな事業が、ある大手企業さんのイベントとコラボできる事業になりました。
起業コンサルも、もちろん起業当初から考えていたことではありません。起業に興味のある知人などと話していて、自分の経験とノウハウが起業する人の役に立てればと思いやることにしたのです。
私自身、よくあるセミナーやコンサルなど一切つけることなく、手探りで苦労して経営してきたので、私のノウハウがあれば同じような苦労をしなくてすむと考えたからです。
私のとって複数事業の展開は、「偶然」だったのです。
起業後複数の収入源は必要か
起業してから複数の収入源か必要かどうか。これはもちろん個人の考えによりますが、私は必要と考えています。
何故なら、複数事業があるということは、当然収入源が複数増えます。もちろん、偏りはあるにせよ、例えばそれぞれ年間の売上が
- A事業:8,000万円
- B事業:3,000万円
- C事業:700万円
この例でいくと、A事業がメイン事業として売上がある一方、C事業は多くの売上はありません。しかし、もし何かあってA事業がダメになってしまった時、B事業とC事業があれば完全な倒産は防げる可能性があります。
実際、今回の新型コロナウイルスでそのことを実感した人は多いのではないでしょうか。実は私もその1人です。私のメインはダンススクール事業ですが、周知の通りスタジオは密になるので4月、5月と営業停止をしていました。
しかし、一方でハーバリウム事業は密にならないため、特に売上が落ちるということはありませんでした。
この時に、改めて複数事業展開のメリットに気が付きました。
複数事業展開する場合は小さくスタート
複数事業展開する場合は小さくスタートしましょう。これは起業する時も同様ですが、小さくスタートすれば例え上手くいかなくても、大きな痛手とはならずにすみます。
そのため、ある程度のマーケティングをして7割勝機が見いだせるようであればチャレンジしてみる価値はあるでしょう。
何をもって7割の勝機と言えるのか…それは感覚です。と言ってしまっては、何のアドバイスにもならないので、私の場合はグーグルのキーワードプランナーなどを使って調べます。
例えば、東京ダンススクールであれば、月間600件ほどの検索がされていることになります。私が運営している東京ダンススクールリアンには、ほぼ毎日お問い合わせがきているので、私にとってこれが1つの目安となります。
もちろん、検索結果が多ければ競合も多くなるので簡単に集客はできません。
それをあの手この手で色々やって集客していきます。
まとめ
今回は、起業するなら知っておくべき複数の収入源のメリットをお伝えしました。
今の時代何がおこるか分かりません!1つの事業で突き詰めていくことももちろん素晴らしいのですが、もしそれが何かがあって事業継続が困難になった時、路頭に迷ってしまいます。
そうならないために、いくつか複数事業を経営していく事が、これからの起業のトレンドとなるでしょう。
起業に興味上がるけど、何をしたらいいか分からないという方はまずはお気軽にお問い合わせください。