起業セミナーで注意するべき3つのポイント
起業したいと考えている方は、まずは起業セミナーに行ってみようと考える人も多くいます。もちろん、起業セミナーが悪いわけでもなく、起業セミナーへ行くことももちろん悪い事ではありません。
ですが、起業セミナーでは注意しなくてはならないポイントがあるのです。
本日は起業セミナーで注意するべき3つのポイントをお伝えします。
ポイント1:コンサルタントの言うことを鵜呑みにしない
起業セミナーの講師はどのように選んで決めましたか?
- 知人の紹介
- インターネットやSNS
- 実績を見て
- 元々知り合い
等いろいろあるかと思います。どのような出会い方であれ、どのような経緯であれ、起業セミナーでコンサルタントの言うことを鵜呑みにはしないようにしてください。
誤解のないように言うと、起業コンサルタントのセミナーが悪い訳でも、講師が悪いという訳でもありません。
要は、そのセミナーを聞いて自分なりにしっかりと考えて結論を出して欲しいのです。
それは起業をすることはもちろんですが、その講師にコンサルティングを依頼するかどうかも含めてしっかりと考えて欲しいのです。
知人に紹介されたり、実績があるからと言って必ずしもあなたに合うとは限りません。知人の紹介もアテにしてはいけません。その人に良くてもあなたに合うかはまた別問題です。
例えば知人に
「コンサルタントのコンサルティングをしているスゴイ人なの」
このように言われたら、スゴイ人なんだ!自分もコンサルを受けたら成功出来るかもしれない!と思うのは危険です。
また、実績を謳うコンサルタントも多いですが、考えてみてください。100人いたら1人は必ず成果が出ます。もう少し言うと、そのコンサルタント講師が昔ある業界でトップセールスマンだったとします。ですが、これは誰かが必ずその地位に辿り着けるようになっているのです。宝くじは必ず誰か当たるようになっています。
このように、世の中の誰かは成功しますし、コンサルをした生徒が結果を出すことも同様に誰かは出すのです。つまり、その実績があなたの役に立つとは限らないということです。
実績に惑わされず、しっかりと自分の頭で考えてください。もちろん、自身が成功実績のない起業コンサルタントは論外ですが…
ポイント2:理論的にまとめてないか
起業初心者の方に向けて論理的に話をされてもよく分からないでしょう。例えば、数字で月の売上目標に対して何%まで到達すればいいとか、売上がいくらで収益はどれくらいで、このような場合、どうしますか?
など、難しい話のオンパレードで、話している本人は気持ちいいかもしれませんが、聞いてる方は良く分からない、ということもよくあります。
また、なにかの哲学書をそのままコピペしたかのような「〇〇の法則」などの話は必要ないと感じます。それは教科書に書いてあるからです。
そうではなくて、起業初心者の人が知りたいのは法則ではなく、その講師の実体験に基づいた成功体験や起業成功ノウハウでしょう。
確かに数字や理論的に話をした方が賢く見えますし、凄いと思われることも確かです。ですが、本当に起業初心者の方に伝えるのであれば、もっとノウハウを伝えるべきです。どのように起業して何をしていけば集客に繋がるのか。
集客のポイント、その為にやるべき事や集客ノウハウを伝えるのが起業コンサルタントの役割だと私は考えています。
ポイント3:その場でクロージングをしてくるか
起業セミナーをやっている側からすると、当然クライアントが欲しいわけです。別にクライアントは不要で、趣味でやっているという起業コンサルタントはまずいないでしょう。
何かの成果を出したいからセミナーをやるのです。そのため、ありがちなことがあります。それは、その場でクロージングをしてくることです。つまり、
「本日この場で決めてもらえたら、〇〇円安くなります!」
や、
「今決めてくれた方だけにコンサルタントをやります!」
というのは常套句です。起業セミナーを受けている側の心理とすれば、この先生なら頭も良さそうだしこの場で思い切って決めてしまおう!という心理になりやすいのですが、私は冷静に考えてみることをおすすめします。
それと言うよりも、私がセミナーをやったとしても、その場でクロージングはかけません。何故なら、その場で決められてはこちらが困るからです。私の場合は誰でもいいからコンサルティングをしたい訳ではありません。つまり、これは私の都合で残念ながら成功する見込の無いであろう人のコンサルタントはお互いに意味がないからです。
あるいは、お互いの相性もありますから、そこが合わなければ上手くいくものも上手くいかなくなります。そして、100人いたら100人の悩みと解決ポイントは違うのです。
それをその場で契約してどうするのでしょうか。
私であれば、後日個別で60分無料相談の場を設けます。しっかりとその人の想いやどのように事業を計画しているのか。まずは本人の意思や計画性がない人はこちらが困るのです。
よくあるのが、コンサルタントに丸投げするクライアントがいるからです。そういう人は残念ながら成功の見込みは薄いですし、お互いにストレスになるだけです。
誰でもいいからクライアントにしてしまおうというのは誠実なコンサルティングと言えるでしょうか。実際私の周りでも、それ受ける意味あったの?というコンサルティングを受けている人がたくさんいます。
しかし、それはある程度経営経験がある人なので勉強したですみますが、これから起業をする人は資金的余裕がないでしょう。
起業当初は本当にお金に余裕がない人が大半なので、起業コンサルタントは誠実に向き合う必要があります。
また、セミナーの最後には質問タイムのあることが多いので、その際に
「コンサルティングをした何人中何人位の方が、上手くいかなかったか」
と質問してみましょう。
またその理由を聞いてみることで、そのコンサルタントの誠実性は見えてきます。
起業コンサルティングの依頼をするときは、慎重にいきましょう。
まとめ
今回は起業セミナーで注意するべき3つのポイントをお伝えしました。
- コンサルタントの言うことを鵜呑みにしない
- 理論的にまとめてないか
- その場でクロージングをしてくるか
これらのポイントに注意してみてください。起業をして軌道にのせるのは大変なことです。その頼りにしたいコンサルタントを間違えてしまうと、一気に失敗します。
お金もなくなり、事業も倒産という悲しい現実があるのです。しっかりと、信頼出来て誠実なコンサルタントを選んでください。
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