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起業コンサルが教える起業で考えるべき5つのステップ

起業コンサルの牧野です。

インターネットの普及により
起業のハードルは一昔前に比べて大分下がってきた。

そして、私もそれによって事業を成功させた1人である。

あなたは、今起業をしたい、あるいはしてみたいと
考えてはいないだろうか

それならば、今の時代大きなチャンスと言える。

何故なら、今ほど起業しやすい時代はないからだ。
ただ、ここで注意したいのが、起業のハードルは下がってるが
成功する確率が上がっているとは言えないという事だ。

今の時代ネットがあれば簡単に起業が出来る。
名刺を作ってWebサイトを作れば10万円で起業が出来る。

サラリーマンのお小遣いでも出来る金額である。
その瞬間明日からあなたは社長になれる。

と、理屈で言えば簡単だが、当然現実は甘くは無い。

問題は、

  • ・業界
  • ・商材
  • ・サービス
  • ・戦略
  • ・集客法

つまりは、どの業界でどのような商材、サービスを行い
どのような戦略で何を使い集客していけばいいのか。

これが明確で無ければ、当然成功は不可能である。

成功しているビジネスは、全てが明確である。

稀に、芸人のように一発屋となり成功する事例はあるが
それは期待しない方が良い。

期待しない方が良いというよりも、宝くじに当たるようなもので
あなたに器量がなければ、一発屋で成功しても後が辛いだけだ。

だからこそ、このページでは起業を成功させるための5つのポイントをお伝えする。

その中で核となるポイントは、「全てを明確にしていく」という事である。

しっかりと理解して、起業と成功を達成して欲しい。

起業へのステップ

ステップ1:起業する業界は詳しくなくても成功できる

起業の動機よりも、顧客目線が重要

あなたは、どの業態で起業を考えているだろうか。

  • ・飲食事業
  • ・雑貨販売
  • ・教室事業
  • ・ネット事業
  • ・代行サービス事業

等、人によって様々だろう。

そして、どんな目的で起業をしたいのだろうか。

扱いたい商品やサービスに興味があったり
儲かりそうだからやってみようと思うだろうか。

どんな理由であれ、しっかりと全てを明確にしていかないと成功は難しい。

極端に言えば、儲かりそうだから、が動機でも構わないが
しっかりと1つ1つの詳細を明確にしていかなければならない。
どういう事かはこのページを読み終えれば理解が深まるので安心して欲しい。

そして、絶対に大切な事は
顧客目線であるという事である。

お金は後からでもいい!
最初から稼ぎたい!という気持ちはどちらでも構わないが
どちらにしてもお客様の事を考えられない経営者は経営者失格である。

もしあなたが、儲かれば何でもいいというような考えであれば、
残念ながら私がコンサルをする事は出来ないので
他のコンサルの方の指導を受けて欲しい。

業界を知らなくても成功出来る

私は10年前にダンススクール事業で起業をした。

大成功とは言えないだろうが、生活出来るレベルの収入を得る事は
出来たので、私の中では成功である。成功について他人がどう言おうが構わない。
私には関係ないからだ。

ちなみに、私はダンスが出来ない。
10年前に至っては、ダンスの知識すら全く無かった。

つまり、ダンスに興味は無かったという事になる。

ここで伝えたい事は
自分が興味のある、あるいは好きな業態で無くても
成功は出来るという事だ。

もしかしたら、知らないからこそ成功出来たのかもしれない。

合わせて言うと、現在私のダンススクール事業は
全国14ヶ所で8名のオーナーで展開している。

そして、オーナー全員がダンス素人である。

にも関わらず個人差はあれどしっかりと集客実績は出している。

以上の事から、起業する事業経験があるかどうかは皆無である。

起業で必要なのは経営センス

それ以上に経営者に必要なのは、経営センスである。
経営センスがあるとは即ち、その事業を成功させられるかどうかである。

フランス料理店のオーナーが料理素人でも
経営センスがあれば成功させられる。

オーナーが必ず料理を作る必要は無い。
そして、私も踊れる必要は無い。

まずあなたが考えるべき事は
どの事業で勝負したいかである。

ある程度興味があったり
知っている事の方が経営の負担は減るが
知らなくても、それを逆手にとれれば問題はない。

まずは、どの業態で起業するか考えてみよう。

ステップ2:勝負出来る商材を決める

商材とは、提供する商品やサービスの事になるが
まずは、自分がどの業界で勝負したいか決めよう。

そうすると、自ずと商材が見えてくるはずだ。

とは言え、漠然と起業したいと考えている人にとっては
まず、何からしたら良いか分からない、と思うだろう。

それは最終的に自分で見つけるしかないのだが
ヒントを伝えておくと、リスクの少ない商材を選ぶといいだろう。

リスクが少ない商材とは

私が考えるリスクの少ない商材とは

  • ・初期費用が少ない
  • ・在庫が無い
  • ・自分がいなくても運営が出来る

この3つに集約される。

まず、初期費用が少ないということについては
文字通り最初に何かを買ったり、数百万円を
かけたりする必要がなく始められる商材や業種が良いだろう。

リスクの少ない業態具体例

具体的には、

  • ・サロン運営
  • ・教室経営
  • ・タピオカドリンク

等が例として挙げられる。

サロン経営は始めはレンタルスペース等でも可能であるし
教室事業もレンタルスペースでも可能である。

タピオカドリンクは、今からでは遅いだろうが
例としてあれだけの小さいスペースで
売上を上げられているから、小さい規模で大成功している例と言えるだろう。

このように、経営初心者は在庫を抱えたり
最初からお金をかけてやらない方がいい。

サラリーマン時代とは比較にならない程
集客に苦しむからだ。

それは、集中人口1000万人を抱える
大都市東京でも例外ではない。

確かに、地方と戦略は異なるが
人がいるからやれば来るだろうというような
安易な考えでは当然失敗する。

人口も多いが競合も多いからだ。

まずは、小さくスタートしてみよう。

ダンススクールは相方の発想から誕生した

実は私のダンススクールは
私の発想ではなかった。

何かで起業したいという明確な商材があった訳でもない。
ただ、自分で起業をして、世の中に通用するか勝負をしたかったのである。

では、何故ダンススクールになったかと言うと
ダンススクールはもう1人の相方の発想だった。

ひょんな事から、私はダンススクール経営を決め
気付いたら10年運営していた。

もしかしたら、起業のヒントは他人が運んでくるという可能性もあるのだ。

ダンススクールという商材

私の場合はダンススクール経営であるから
ダンスレッスンという事が商材になってくる。

しかし、都内だけでもダンススクールは数多い。
そこで私が「ダンススクール開講」と言っても、お客さんは来ない。

何故なら、特に強みや特徴がないからだ。
それであれば、消費者は大手のダンススクールへ行く方が良いだろう。

私は「ダンスレッスン」という商材を選んだので
他には無い、ダンスレッスンという商材で勝負しなくては勝ち目は無い。

そして、私は偶然であるが

  • ・初期費用が少ない
  • ・在庫が無い
  • ・自分がいなくても運営が出来る

この3つの条件を満たしていたのである。

スタジオはレンタルで、商品が無いから在庫も無い。
私はレッスン指導は出来ないので、現場に行く必要は無い。

リスクが最小限なのだ。

このように、リスクの少ない商材を考えていくと
勝機は見えてくる。

ステップ3:顧客を考えたサービス

サービスとは何か付加価値を考える

サービスとは、その商材の付加価値をどのように高めていくか
という事になる。独自の価値とも言い換えられる。

私のダンススクールを例で言うと
私が考えた付加価値は

  • ・ダンス初心者限定
  • ・少人数制
  • ・アットホーム
  • ・リクエスト曲に対応

等、これまでのダンススクール業界には無い
非常識に挑戦してきた。

まず、ダンス初心者が気軽に来てもらえるよう
日本初のダンス初心者限定とした。

そして、さらに安心してもらえるように
クラスを少人数制にする事で、
ダンス初心者に丁寧に指導が出来る環境にした。

それから、アットホームであれば
楽しいクラスとなり、ダンスも楽しくなる。
楽しくなければ、継続が出来ないからだ。

もう1つ、他のダンススクールで取り入れていない事として
生徒さんのリクエストに対応できるようにした。

講師のダンスレッスンではないからだ。

生徒さんも好きな音楽でダンスをやる方が
間違いなく面白いだろう。

このように、付加価値を自分の商材に
どれだけ合理的に付けていけるかがポイントとなる。

ただ、やたらにすればいいというわけでも当然なく、
自分の商材と合わせて顧客にとって最大限のメリットとなる
付加価値を付ける必要がある。

顧客の事を考えない事業は成功しない

当たり前の事であるが、顧客の事を考えないビジネスは成功しない。

だが、実際最初からこれが出来ない経営者も多い。
自分の都合で商売を考えるから失敗する事になる。

例えば、こういう事だ。

東京は物価が高い(テナント料等)から
ランチの値段も高くして、材料費にお金をかけられないから
美味しくないランチを出したとする。

しかし、これは完全に店側の都合である。

基本的に顧客がランチに求めるものは、
安くて、美味しいという事だろう。

だが、値段が高くて美味しくないものを出されても
顧客にとっては全く嬉しくないのである。

そこにはランチをやった方が儲かるから
という店側都合が伺える。

そうではなく、適正価格で美味しいランチを提供して欲しい。
逆に言えば、高くても美味しければ顧客は満足するし店にも人は訪れる。

店側都合で商売をしていくと、最初は上手くいく事もある。
だが、そこから勘違いが始まって、気付いた頃には顧客離れしている
という例も珍しくない。

初心忘れず、顧客目線で商売をしていく必要があるだろう。

ステップ4:戦略無くして成功無し!勝てる戦略法

事業の強みとはアイデアだ

私が起業コンサルをする際に必ず聞くことの1つ

「事業の強みは何ですか?」

という質問がある。

事業の強みとは即ち、あなたが考えているアイデアそのものと言ってもいい。

私の場合は、「初心者限定ダンススクール」であった。

私のアイデア、戦略はこうだ。

世の中にダンス初心者だが、スクールに通う勇気が無かったり
ダンスを踊ってみたいけど敷居が高くて通えない
と考える人が必ずいると思ったのだ。

それは、私がダンスを出来ないから故、手に取るように分かる心理でもあった。

そこから、ダンス初心者に特化したダンススクールを起業するキッカケとなった。
つまり、ダンス初心者以外の顧客は捨てたのである。

その結果、ダンス初心者の人が通いやすいダンススクールとなり集客に成功した。

起業をする時は、自分のところだけ!という自信と戦略を持つ
ことが非常に重要だ。

アイデアとマーティング

よく、名のある経営者の方も言う
「自分でサービスの不満を感じてそれを自分で事業にした」
というストーリーを聞いた事はないだろうか。

それも正に、その人のアイデアそのものである。

もちろん、既に他社が展開していたり
浸透している商品やサービスでは意味が無い。

今はネットがあるのだから、競合がいないか調べる事は容易いだろう。
それをする事は立派なマーケティングである。

マーケティングとは、しっかりと市場調査をして
売れる見込があるかリサーチする事である。

当時、私が調べた時は、「ダンス初心者限定」
というダンススクールはなかった。

10年経過した今、少しずつ真似をされ始めている感じはするが
それでも最初にやった方が有利である事に変わりは無い。

そして、それが自分のところだけという事が
大きな自信と誇りになる。

何故なら、あなたがそれで起業をする事で
救われたり助けられたり幸せを得られる人がいるのだ。

戦略無しで努力していも成功しない。

このステップであなたがやるべき事は
どの戦略でいくのか、あなたの強みをしっかりと考えて欲しい。

ステップ5:ネット集客のマスターが起業成功への近道

ネット集客はノウハウが必要

ネット集客全盛の時代であるが
現代において、ネット集客が成功への近道だと私は考えている。

今では人々の購買意欲は、ネットを見て、スマホからも
商品はどんどん売れていく。

それと同時に競合も多いので
あなたはこのような中で集客をしていかなくてはならない。

では、ネット集客のノウハウとはどのようなものになるだろうか。

1つだけお伝えすると、ホームページから集客するのであれば
顧客がホームページで満足出来るサイトを作る
という事だ。

ホームページは誰のためにあるのだろうか。
応えは顧客となるユーザーのためにある。

いかにユーザー目線でホームページが作られているか。
そこが重要となる。

これは、ホームページもリアル店舗も変わらない。
お客様を満足させるという事が重要であるからだ。

ネット集客は簡単に出来る時代ではなくなった

一昔前は小手先のテクニックで
ホームページにアクセスを集める事が出来た。

ユーザー目線で無いサイトでも
安易にアクセスを集める事が出来たのだ。

しかし、ここ数年で本当にユーザー目線で
つくられているホームページしか評価されなくなってきている。

何故なら、以下が現在のWebサイトに対するgoogleの基本方針だからである。

Googleの基本方針

  • 検索エンジンではなく、ユーザーの利便性を最優先に考慮してページを作成する。
  • ユーザーをだますようなことをしない。
  • 検索エンジンでの掲載位置を上げるための不正行為をしない。ランクを競っているサイトや Google 社員に対して自分が行った対策を説明するときに、やましい点がないかどうかが判断の目安です。その他にも、ユーザーにとって役立つかどうか、検索エンジンがなくても同じことをするかどうか、などのポイントを確認してみてください。。
  • どうすれば自分のウェブサイトが独自性や、価値、魅力のあるサイトと言えるようになるかを考えてみる。同分野の他のサイトとの差別化を図ります。

つまり、ユーザーにとって役に立つサイトを作成されているサイトを
評価すると明言しているわけである。

現在、SEOはGoogleが決定しているので
Googleのガイドラインに従う事がアクセスを集める成功の秘訣となる。

とは言え、それも素人が簡単につくることは難しいから
しっかりとプロに頼む方がいいだろう。

プロもピンキリなので、しっかりと売れるホームぺージ
の事について分かる専門家に依頼するべきだ。

起業への5つのステップ

まとめ

いかがだっただろうか。
今回は、起業で考えるべき5つのステップとして

  • ・業界
  • ・商材
  • ・サービス
  • ・戦略
  • ・集客法

についてお伝えした。

もちろん、実際に起業をするとなると
机上の空論ではない、問題が色々と起こる。

そのような問題に対処していかなければ
長く事業を継続していくことは難しい。

そして、顧客目線として、お客様の事を
第一として考えていかなくてはならない。

そして、それが商材やサービスの品質向上となり
やがては従業員の質も向上させていかなくてはならない。

起業をしても、たくさんの失敗をする事になるが
それはどの経営者も同じ。

その繰り返し、トライ&エラーの先に
10年20年50年100年と事業が継続していくのだ。

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