起業家時代
起業家は時代に合わせる必要がある
こんにちは!
起業コンサルタントの牧野です。
いよいよサクラが咲いてきましたね。
都内でも開花まであと一歩というところみたいでした。
本州では長崎から開花が始まったようですね。
さて、本日は起業家は時代に合わせるという話をします。
起業家に限らずですが、経営者は時代の流れに合わせて
戦略や内部を整えていかなければなりません。
それはどういう事か。
例えば、「流行」というものがあります。
賢い経営者は流行に乗るのではなく「合わせる」
ようにしています。
流行を見極める
それは、流行は長く続かない事を知っているからです。
そのため、合わせる程度にして、完全に乗っかりません。
ここで、一例を作ってみましょう。
Aさんは洋菓子店で10年修行しました。
オシャレなお店も増えてきて、どんどん世間のスイーツ消費も
高まってきました。Aさんの働く洋菓子店でも、年々業績は上向き。
それならば、自分も独立しようと晴れて洋菓子店で起業しました。
最初は新店といことで順調にお客さんも入りました。
ですが、半年もするとお客さんは減り始めました。
焦ったAさんは、ここでさらにチラシや広告宣伝費をかけていきます。
ところが、そんな努力も空しく、2年でお店は廃業となりました。
流行だから上手くいくわけではない
何故、あっという間に廃業になってしまったのでしょうか。
上手くいかない時、理由は1つではない事もあります。
Aさんのお店は
・味は普通
・接客も普通
・値段も普通
いわゆる、特に特徴のない洋菓子店でした。
そして、一番は近くにコンビニがオープンしてしまった事です。
Aさんは、スイーツが流行っているから上手くいくと
あまり立地やその後の事を考えずに開業してしまいました。
不動産屋にも、
「Aさんのお店は上手くいきますよ!ここの物件が最適です!」
という言葉を鵜呑みにし、変に自信にしてしまいました。
そんな経営者のお店ですから、コンビニに顧客を奪われてしまったのです。
流行でも他との差別化は必須になる
これは極端な例でしょうか。
私からすると、そんなお店はごまんとあると思っています。
私は食べるのが好きなので、よく外食もするのですが
このお店よくこれで続いてるなあ、と思うお店はたくさんあります。
まあ、続いてるのですから、何かが良いのでしょうが、
私が経営者なら絶対やらないような事をしています。
もちろん、内情は知り得ませんから火の車かもしれませんが。
先程の起業家Aさんのお店。
もし、私がコンサルティングをするならば
他との差別化を促します。
販売力はコンビニのような大手には絶対叶いません。
コンビニはスイーツに限らず、お弁当からドリンク、雑貨まで
幅広く扱っています。
そして、近年コンビニもスイーツに力を入れているようですから
流行を感じてというのは間違っていません。
つまり、コンビニは「ついで」のビジネスになるのです。
私もコンビニでバイトしていた事があるのですが
コンビニに入って1つだけ買って出るという人の方が少ないです。
皆さんも経験はおありでしょう。
・お弁当とお茶
・コーヒーとスイーツ
等何かを組み合わせて販売力を高めているのが
コンビニの特徴でもあります。
しかし、Aさんは当然洋菓子店ですから、
洋菓子しか置いていません。
そこで、何もかも普通のものであれば
コンビ二に顧客を取られてしまうどころか
コンビニの方がいいや。となってしまいます。
Aさんがやるべき事は、他との差別化だったのです。
例えば
・相場よりも高いが、どこにもないオリジナリティ
・相場よりも高いが、食材や調味料にこだわった
・チーズケーキ専門店にする
等、他との差別化を実現すれば、コンビニが出来ても
問題はなかったはずです。
しかし、このような事をやるのには勇気がいります。
例えば、チーズケーキ専門店をやろうものならば
チーズケーキが好きな方しか来なくなるからです。
つまり、他のカテゴリーを捨てる事になるからです。
ですが、チーズケーキ好きの顧客からすれば
遠方でも一度は行ってみたくなるでしょう。
そして、美味しければリピートします。
流行だから上手くいくのではなく、
流行だからこそ、他との差別化をする必要があるのです。
起業流行だからと起業は慎重に
近年起業が流行になっていますね。
サラリーマンを辞めたいから起業しようとか
稼ぎたいから起業しよう!
と思われる方も多いと思いますが
安易に流行に乗っからないでくださいね。
起業に成功するには、ある法則があるのです。
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