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サラリーマンから飲食店起業の手順

サラリーマンから起業を考える人も多いのではないでしょうか。今回は1つの例を参考にサラリーマン起業の手順をお伝えしていきます。サラリーマンの太田さんは大学卒業後に大手企業に就職。役職を与えれられ、責任のある仕事と部下からも慕われている。しかし、昔からある起業したいという想いを抱えていた。太田さんは、葛藤をしながらも起業する事を決意しました。

起業する前に会社をスグに辞めない

悩んだ太田さんは、辞表を出す決意をしました。そして、兼ねてから夢であった居酒屋を始めたいと思ったのです。ところが、実際に起業をするとなると、当然色々準備をする必要があります。例えば、飲食店であれば当然お店となるテナントを探すところからスタートしなくてはなりません。

そして飲食店を起業する時に必要な資格としては、「食品衛生責任者」と「防火管理者」です。実は、調理師免許はなくても飲食店の開業は可能なのです。

これらは、サラリーマン時代の時に準備出来る事です。休みを利用して勉強をしたり、テナントを探したりする事は出来ますし、起業している訳ではないので「副業禁止」の企業であっても問題はないはずです。

まずは、サラリーマン時代にやれる事を準備していきましょう。

起業をする前にサラリーマンの時代にやるべきこと

それでは、起業をする前にされリーマン時代にやるべきことをみていきましょう。資金面も含めて意外とやる事も多いのでサラリーマン時代にしっかりと準備しておきましょう。

融資を受ける必要があるか

まずは、起業する際に融資を受ける必要があるか考えてみましょう。

起業する際に、全て自分の貯金や家族や協力者等の人から借りられたりするのであれば融資を受ける必要はありません。

ですが、実際に全て工面出来る人も多くはないでしょう。希望物件の契約金や内装、食器や調理器具や備品の購入費用に宣伝広告費や運転資金等…。こだわればこだわる程料金も高くなるので、開業資金を個人の力のみで確保するのは至難の業。

個人の貯金等では工面できない部分を補うため、開業の際には金融機関等から融資を受ける必要がある場合もあります。融資先によって、返済期間や利息の金額など、条件が異なりますので、事前に調べたり相談したりして、実際に融資が可能かどうか等調べておく必要があります。

必要な資格をとる

先述した通り、飲食店開業で必要な資格は取得しておきましょう。退職してからでは、時間もかかってしまいますし、やっぱり面倒だと思ってしまう事もあるでしょう。在職中に取得してしまいましょう。

テナントを探す

飲食店であるからには、テナントは必須です。どこの地域にどれくらいの広さで、どれくらい家賃がかかるのか調べておきましょう。不動産に問い合わせて、実際内見してみる事も重要です。特に自分の希望とするようなテナントでなくても、価格帯や駅が近いか、立地がどうなのか等、色々見えてくるものもあるはずです。

また、不動産の担当者に色々聞きだす事も良いでしょう。

どのようなお店にするか、広さやテナント料も確認して、現在の資金で可能なのか等考えておきましょう。

SNSやホームページを作成する

インスタ等のSNSを立ち上げたり、ホームページを作成して準備をしておくなど、飲食店起業の前に集客の事を考えておく必要もあります。ネット集客は簡単には出来ませんが、ノウハウがあればお金をそれ程かけずに集客する事が可能になります。SNSでの集客もホームページでの集客も最低半年の準備期間が欲しいところです。こちらも早めに準備をしておきましょう。

料理の勉強をする

当然ですが、料理の勉強もしなくてはなりません。趣味がこうじてお店を出すという方もたまにいらっしゃいますが、それはある程度隠居を考えたり、赤字にならない程度でやれればいいという場合の話がほとんどです。30代、40代ではまだまだこれから先の収入も当然必要になります。

ですから、家で作る料理がどれ程美味しくても、店を構えて出すプロでは圧倒的な違いがあります。それは、何回作っても同じ味で美味しく作れる事です。

1度だけなら誰でも最高の味付けは出来ます。

ですが、その最高の味付けの料理を、100回1000回作っても同じクオリティで提供しなくてはプロとは言えません。

後は、お店の段取りや流れ、片づけ等もあるでしょう。その数は家でやる量とは比較になりません。あまり時間をかけすぎていては、お客さんも離れてしまいます。待たせることは、客離れの1つの大きな原因にもなるからです。一生懸命やっている方は、時間を気にしてられませんが、お客さんにとっては待つ時間は長いのです。

経営の勉強をする

当然お店を出す以上「経営者」となるわけですから、経営の勉強も必要です。

経営の勉強と言ってもそんなに難しい事を勉強する必要はありません。飲食店の仕入れやお金の流れなど、色々勉強しましょう。また、税金関係も知らなかったでは済まされません。芸能人が問題になる事もありますが、知らずに脱税をしている事もあるからです。税金はしっかりと勉強して、必要があれば、税理士等に相談するようにしましょう。

まとめ

今回はサラリーマンから飲食店起業の手順をお伝えしました。

サラリーマン在職中に色々と準備をしておく事はあります。いきなりサラリーマンを辞めるのではなくて、在職中に出来る限りの準備をしておきましょう。

そして、当然起業がゴールではありません。起業はスタートです!しっかりとスタートをして、その後も事業が継続できるように事前準備をしっかりしておきましょう!

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