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起業本を出版

この度、起業の本を出版する事になりました。

1年以上前から準備を進めて、コロナなどで期間を要するかたちになりましたが、無事来月には出版出来る見込みとなりました。

私は10年前に、まさか自分が本を出版することになるとは思ってもいませんでした。今回は出版のことについてお伝えします。

ちなみに、自費出版ではなく商業出版です。

自費出版と商業出版の違い

私も最初知らなかったのですが、基本的に出版には「自費出版」と「商業出版」があります。
これらの違いを簡単に説明します。

自費出版とは

自費出版とは、その名の通り出版著者が自分で費用を負担して、プロの編集者やライターに本の製作を依頼し、出版する方法です。

簡単に言うと、お金を出せば誰でも出来るのが自費出版です。つまり、素人の出版ということになります。

そのため、自費出版の大きな特徴としては、著者の書きたいように書きたいことを好きなように書けるという事が大きな特徴です。

自費出版の場合は、読み手のことを考える必要はなく、著者の自伝てきなことや趣味のはなし、記念の為に書くなど内容は基本的に著者の好きなように書いて出版できます。

費用は会社によって違うのですが、1,000部で200万円くらいのことが多いようです。

そして、基本的には著者の自宅に届けれるため、自身で知り合いに売ったり、ネットで販売したりとルートを開拓する必要があります。出版社によっては、本屋への営業などもオプションであることもあるので、事前に確認しておきましょう。

商業出版

商業出版とは、自費出版と違い、出版社が読者に購入してもらうことを目的に、本を出版します。

自費出版との大きな違いは、読み手が読者であることを考えて内容を書く必要があります。例えば、著者の自叙伝を書こうとしても、出版してもらえない可能性が高いのです。あなたが本屋に行ったとして、全く知らない人の自叙伝をお金を出して買いたいと思うでしょうか。おそらく思わないと思います。

書く側は、これだけ波乱万丈の人生だから、読んだらきっと面白い!と思うかもしれませんが、読まれないと意味が無いのです。

つまり、出版社としては売れないと困るので、どこの誰かも知らない人の自叙伝は売れないため、出版の許可が出ないのです。

そのため、出版するにはしっかりとテーマを定めて、読み手が満足する内容の本を書かなくてはなりません。出版社はもちろん、書店でも売れない本は扱いたくないのです。それはそうですよね。車屋も同じで、売れる車は展示しておきたいですが、絶対売れないような車は置いておくだけ無駄なので置きたくありません。

そして、出版をするには筆力つまりは文章力が大きく必要とされます。

出版で筆力がない場合はコピーライターを使う

経営者も全ての経営者が本を出版出来るだけの筆力があるわけではありません。

私の経験上、むしろ文章を苦手とする経営者の方が多く感じます。

特に経営者の方は多忙ということもあり、コピーライターに依頼して、本を仕上げていく場合が多いのです。

コピーライターが仕上げるというと、ゴーストライターのようなイメージを持つかもしれませんが、全く違って著者が言葉で話したことをコピーライターが編集するという形になります。

そのため、読み手に読みやすく伝わりやすい文章となります。

本ですから、当然読みにくいということはNGです。それは、読み手の事を全く考えていませんよね?

商業出版は読み手の事を考えて出版するという事が前提条件となります。

出版は過酷な道のり

今回、あるコンサルタントの方を通じて商業出版をする運びとなりましたが、出版まではなかなか過酷な道のりでした。

実際私も、Webサイト制作などを通じてコピーライティング、つまりは文章には自信があるのですが、出版となるとやはりハードルが上がるものです。

実は、数年前から出版を考えていてある程度自分の中で下書き原稿はあったのですが…

なんと、それらがことごとくNGとなりました。それはつまり、私の自叙伝的なことを書こうとしていたわけですが、そうではなく、もっと起業して成功できるノウハウを詰め込んでくださいと言われました。

先ほどの例でいう読み手を考えていない、内容の薄い本になるということなのです。

そのため、しっかりと読み手が納得できる本にしなくてはなりません。それには、分かりやすく、勉強になったと思われる本でないと意味がないので、色々と指導を受けながら原稿を書いていく作業を続けていきました。

起業の教科書となる本を

私が今回出版する本は、起業の教科書となる本にしたいと考えました。

起業をする方に向けて、起業の心構えから必要なもの、そして、どうやれば起業して成功出来るのか、理屈やノウハウをつけて分かりやすく説明しています。

10年前に私が起業した当初は誰に何を聞いていいか分からず、たった1人で起業をスタートしました。

27歳で初めて上京しましたが、東京はまるで外国のように感じました。コネもアテもない私は運送業の経験を活かして運送業と起業を両立しました。紆余曲折ありながら現在に至る訳ですが、もし、この本が10年前の自分の手元にあったなら、どれだけ助けられただろうか、そのように思える本に仕上げました。

集客のことや人間関係の重要性など、自分がたくさん失敗したからこそ、これから起業する人にとって助けになるような本にしたかったのです。

まずは、アマゾンで出版予定となっていますので、興味のある方は是非ご一読ください。

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