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起業コンサルが教える!起業前の自分の頑張りが成功させる理由とは

起業コンサル頑張る2

起業コンサルの牧野です。

世界中でコロナが蔓延してしまっていますが
1人1人人に感染させず、感染せず
を心がけていく事が大切な時。

それでも、それぞれ生活もある中で
正念場の時期だと思う。

人生生きていれば、不可抗力の苦しい時期というのも
必ずある。

ましてや、起業をしていたら
サラリーマンの時とは比較にならない程起きてしまう。

本日は、起業前の苦しい時期が
起業を成功させる理由についてお伝えする。

人生で一番苦しかった時期が起業の自信となる

起業には自信が必要

起業で必要なものの1つに自信がある。

自信とは答えのないものなので
本人次第ということにはなるのだが
私は自信に根拠は不要であると考えている。

その自信はどこから来るんだ?
という蔑すまれるようでは良くないが
この人ならやり遂げそうな気がする
と周囲が思っていたとしたら、それは大きく自信を持って欲しい。

もちろん、反対されたからと言って、卑屈になる必要もない。

つまり、自信は自分を信じると書くとおり
根拠の無い自信でもいいのだ。

反対に、起業をして自分の商品やサービスに
全く自信が持てないのであれば、絶対に起業はしない方がいい。

例えば、居酒屋を開業して、全くお客が入らないという事は
ありえないだろう。

会員制のバー等ではないのだから、通常であれば
ある程度の集客は看板を出していても出来る。

問題は店に入ってから評価される。

そこに、店長が自信なさそうに料理をしていたり
自信の無さそうな接客をしていたら、それは顧客に伝わってしまう。

だからこそ、起業をする時は自分に自信を持つことが必要である。
ただ、自信を持てと言われても、簡単にはもてない。
そこで大切なのが、過去の頑張った自分という事になる。

過去の頑張った自分が起業を成功させる

あなたはこれまでの人生で一番頑張ったこと
辛かった事はなんだろうか。

それは人によって異なるため

・強豪校でレギュラーになった
・受験勉強
・社内で表彰された

等色々あるだろう。

私の経験で言うのであれば
宅配便の配達をやったある時期が
私に揺るぎない自信を与えてくれたのだ。

その経験があったからこそ
起業後にどんだけ辛くても
投げ出さずに継続できたのだ。

私の人生で最も辛かった時期。

それは、23歳頃に経験した
宅配便のお歳暮時期である。

過酷な宅配便の仕事

宅配便の仕事内容とは

宅配便は、ご存知の通り
各自宅に小包を届けるのが仕事である。

多くの方はご存知無いと思うので
少し宅配便の仕事の説明をさせてもらうと
宅配便は基本的に決められたエリアを
毎日毎日荷物を運んで届ける。

人によって、様々なエリアを担当する者もいるが
大半は自分のエリアというものは決まっている。

仕事の流れは、早朝(6:30)頃に会社へ行き
荷物を積み込む。それから伝票整理をして
出発が8:30~9:00となる。

出発してしまえば一人なので
荷物を問題なく届けさえすれば何をしていもいい。

外食しようが、パチンコをしていても
特に問題はない。
(もちろん、征服は脱ぐか隠す)

1日の荷物個数(配達件数)は100個前後。
エリアにもよるが、概ねこの数字になる。

100個と口で言うのは簡単だが
実際にやってみるとかなり大変な数字である。

手馴れていないと配れる数ではない。
ただ行くだけではなく、荷物を渡さなければ
当然配達したことにはならないからである。

夜になれば、更に大変さが増す。
光がない為、伝票も荷物も建物も表札も
見えなくなってくるためだ。

宅配便の仕事は今思い出しても
非常に過酷な仕事の1つだと思える。

その為、宅配便のドライバーは入れ替えが激しい。
あの人見ないと思ったら、数日で辞めている人も少なくない。

最初は私もスグに辞めようと思ったものだが
私には恩人である人がいた為
その人の為にも逃げ出さずに頑張ろうと思えた。

そして、仕事が慣れてきて1年近くが経った頃
あの地獄の90日間を体験する事になる。

起業コンサル頑張る3

地獄の90日間

当時私は地元である長野の宅配業者として
仕事をしていた。

私の故郷の長野県須坂市は
雪国と言っていいだろう。

雪国の中では雪は少ない方かもしれないが
それでも膝下30センチ程は雪が積もり、
道路も冬は大変不便となる。

夏は通れた道でも雪で通れなかったり
道も渋滞する。

そして、滑る危険性もある為、運転も慎重になったり
歩行者にも注意が必要になる。

そのため、冬は作業効率やスピードが全体的に落ちてしまう。
また、日没も早いため、17時を過ぎてくると
暗くなってきてしまう。

このように、冬の宅配は非常に条件が悪くなる。

そんな中でのお歳暮の宅配である。
通常期よりも1.5倍から2倍に荷物が増える。

私は11月の中盤から大晦日まで
1日も休みがなかった。

それどころか、毎朝5時に出社して
夜中の1時に帰るというような生活をしていた。

1日中休憩は無しである。

もし、私1人であれば問題なかったのだが
当時2人の新人を抱えていたため、大変さが一気に増したのだった。

起業コンサル頑張る1

2人の新人のフォローと配達

12月は宅配便の繁忙期
そのため、ドライバーを増やすという事は
通例のようになっていた。

そんな中、私が所属していたグループ会社では
社長が2人の新人ドライバーを付けたのである。

新人という事は、当然あまり仕事が期待できない。
つまり、当時現場リーダーであった私が
フォローに回らなければならなかった。

これが非常に大変であった。

さらに、山岳地帯の配送も新たなエリアに加えていた。
場所も未知、ドライバーも新人。
これでは当然仕事は回らない。

私は、手慣れた市街地と行った事のない山岳地帯のフォロー等
1日中走りまわっていた。

経営で大切な事の1つを学んだ

もし、私が3人いたら、それ程の問題ではなかったかもしれない。
この時に大きく学んだ事がある。

自分が頑張れば良いことはどれだけ楽なのだろうかと。

当時を思い出せば、その時の私の社長も

「人を扱うのが一番難しいんだ」

このように言っていた。
確かに、今の私も人を扱うことの難しさを
非常に感じている。

自分が頑張ればいいだけの時は
随分と楽だと感じる。

人をフォローして面倒を見るという事が
本当に大変であり、経営者としては
頭を悩ますところなのだと今は考えるようになっている。

もしあなたの今置かれている状況が
自分だけが頑張れば解決する事だとしたら
精一杯頑張ってほしい。

自分が頑張りきらないと
いつか人を扱う時に、困るのは自分であるからだ。

まとめ

このように、私は自分自身の経験から
この時ほど辛かった事は無かったと断言できる。

辛かった経験がいつかまた辛い事が起こっても
乗り越える事の出来る力に変わる。

特に、20代はたくさんの苦労をする時である。

30代での苦労も大切ではあるが
20代の方が若く体力もあるため
何をするにも乗り越えやすい条件が整っている。

「若い時の苦労は買ってでもしろ」

という諺の通り、私は若い時は苦難や苦労のある人生の方が
未来の自分の力になると信じている。

今、あなたの置かれている状況が苦しいのであれば
最大限の力で乗り越えて、いつかの起業の根性にしてほしい。

起業に大切な事の1つは根性であると考えている。

しっかりと、自分の未来を見据えて
今を頑張ってほしい。

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