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成功した世襲経営者

2代目、3代目の方たちへ

世の中には親から世襲した経営者がたくさんいます。

俗にいう2代目、3代目の方たちです。

「2代目が会社をダメにした」「世襲経営者で大丈夫?」などとマイナスイメージを持つ人もいますが、世襲でも成功している経営者は数多くいます。大事なのは受け継いだ会社のかじ取りだと思います。

受け継いだ会社を運悪く倒産させてしまった経営者も数多くいます

世襲した経営者の中には問題があった人もいると思いますが、景気や時代の流れの影響で倒産になってしまったケースもあります。

いくら一生懸命頑張っても、やり方が間違っていたり、方向性が違っていたりすれば失敗につながることが多いです。

 

まずはまともな組織に

知り合いに3代目の女性経営者がいます。

その会社は化学系のメーカーで、従業員が約30人の中小企業です。

彼女は当初、跡を継ぐつもりはなかったそうです。

大学卒業後は別の企業に就職し、女性営業マンとして好成績を残していました。

しかし、一人娘ということもあって、父親が高齢になるにつれて後継ぎ問題について考えるようになり、父親から懇願された結果、やむなく40代前半で3代目社長に就任しました。

渋々引き受けたというのもありましたが、自分の代で会社をさらに発展させようと彼女は意気込んでいました。

しかし、経営者になり立ての頃は社長業が楽しくなかったといいます。

会社のことは全く知らず、一から勉強しなくてはならないということもあって、従業員から馬鹿にもされたそうです。

また、元々さぼり癖がある従業員が多く、監視の目が届いていないとパソコンゲームをしたり、雑談するなど、社内の風紀の問題もありました。

課題が山積み。発展どころか、まずはまともな組織にしなければならないと考えました。

経営者にしか味わえない喜び

改善に向けて、どこから手をつければいいのか

もし、従業員1人だけが怠けている組織だとすれば、その者を注意、指導すれば解決に向かうと思います。

でも、彼女の会社は大半の社員が「怠けのベクトル」で一致していたため、その牙城を壊すのに相当悩みました。

彼女は「世襲の経営者だからダメだった」と言われるのを何より嫌がりました。

そんな折、彼女は私の所に相談に来たのです。

私は彼女の熱い思いをうかがい、誠意をもって対応しました。

今、彼女の会社は業績好調。社内は活気であふれ、先代の頃に達成できなかった実績も上げています。

「経営者にしか味わえない喜びがある」

これが彼女の口癖。今が一番幸せだそうです。