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いま、できることを始めよう

資金はいざという時の備え

起業する上では多かれ少なかれ一定の資金を必要とします。
いつでも走り始めることができるよう日ごろの生活習慣を含めて計画的に資金を回すことができるようにしたいものです。

当たり前のことですが、いざという時の備えでもあります。
危機管理上の鉄則で「最悪の事態を想定して備える」ということが言われます。
これは決してマイナス思考、ネガティブ思考ではありません。
物事を正常に機能してゆくための一つの方策なのです。

戦略とアイデア、資金の備えがあれば起業は難しくはありません。年齢も関係ありません。
先日お話ししたように「人生100年」の時代を迎えようとしているのですから。
若かろうがシニア世代であろうが起業のチャンスは至る所にあります。
起業を始めると、創業したばかりは予想していなかったことばかり起こるのが通例です。
きちっと計画した通りに事業が進むケースは、ほとんどないとみていいでしょう。
それでも戦略、アイデア、資金の備えがあれば、たいへん強い武器となるのです。

他者とのかかわりを生かす

ただシニア世代の場合、気を付けた方がよい点があります。
自己資金の範囲で自分だけでもできるような事業にするのが賢明です。
物事はすべて他者との関わり合いのなかで成立しますが、関わる人の数だけリスクも生じるとみてよいでしょう。

体力的な課題もあります。仕事はすべて心身の健康があってこそ完遂できます。
あまりにも心身に負荷をかけると壊れてしまうため過度な無理はききません。
うまくゆく確率が高いのは、従来からかかわりのある人や会社と手を組む方法です。やはり気心や互いの性質、志向性を知っていれば安心して仕事に打ち込むことができます。

日ごろからアイデアを考える

先にお話ししたように若きもシニアも起業できますが、やはりカギとなるのはアイデアです。やりたいこと、やるべきと思ったことは、ぜひチャレンジしてください。

私たちが力を尽くして応援します。ただし、誰もが考えつくようなことでは勝つことができません。大きい会社には思いもつかないようなアイデアで打って出ることは必定です。

アイデアという点で身近な話題を取り上げると、イギリスの電機メーカーであるダイソンが市場にサイクロン掃除機やドライヤーを投入した時に日本の電機メーカーを凌駕してしまったことがありました。日本のメーカーが既存のアイデアの延長で競い合っていたところに、そこにはない新しい発想で乗り込んで市場を席巻しました。

日ごろからアイデアを練って、起業してください。

すぐに腰を上げて、今できることをすぐにでも始めよう。……山に行って大きな石を動かすよりも足元のモルタルを剥がす作業の方がずっと簡単だ。その理屈が分かっているのなら、まず目の前のモルタルを剥がせ。」